大切な人を偲ぶために~供養の種類とそれぞれの意味について
「供養」語源はサンスクリット語で「プージャー」だと言われています。
仏教においての供養の意味は「仏や菩薩に敬意を捧げるために花や食べ物や飲み物を捧げる」、そして「亡くなった人にお供え物を捧げて、冥福を祈る」ことです。
仏教での供養は3つの種類(三種供養)があり、徳を積むためには必要とされていて、それぞれに意味があります。
・利供養(りくよう)
「灯明・お香・花・飲食・浄水」の5つを捧げて故人の冥福を祈ります。お供え物は故人の好きな物がよく、タバコやお酒等も嗜好品もお供えできます。
・敬供養(きょうくよう)
仏や故人に対して言葉や行動で感謝の念を表します。
例をあげると、仏壇に向かって手を合わせて経文を唱えたり、法要やお墓参りをして故人を偲んだり、お経や禅を学ぶ等です。
お坊さんを呼んでお経を唱えてもらうのではなく、自らお経に対する理解を深めて唱えることが敬供養になります。
・行供養(ぎょうくよう)
仏の教えを守り、修行に励むことです。生きている人が仏の教えに従い先祖を敬い、親を大切にして、世の中に役立つ行動をする等の善行を行うことで故人も善行を重ねることができると言う仏教の教えです。
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